夏休みの終わりが近づき、学校に行きたくないと思った経験は誰しもあるのではないでしょうか?そう考えてはいても行かないわけにもいかず、学校に通う日常に戻っていったものです。
ですが、文科省の調査によると不登校の児童生徒が休みがちになる時期が4月に次いで夏休み明けの9月に多いという結果が出ています。ただ夏休みを惜しんでいるのなるいいですが、ひょっとすると本人は何かサインを出しているのかもしれません。

不登校になったきっかけは?

文部科学省が令和1年に実際に不登校であった生徒と保護者に対してアンケートを実施し、その結果を発表しています。
最初に行きづらいと思ったきっかけには「体調の不調」「先生のこと」「友達のこと」などが上位を占める中で、「きっかけが自分でもよくわからない」という回答が小学生、中学生ともに2割程度あります。

また、休んでる中で「勉強がわからない」「友達のこと」「生活リズムの乱れ(朝起きれない等)」行けない・行きたくない理由が増えてしまう児童生徒もいるようです。

そんな中、行きづらさを感じてから実際に休み始めるまでに相談した相手については「誰にも相談しなかった」4割近くありますが、「家族」に相談している児童生徒の割合は約5割にのぼります。本人が行きたくない理由を自覚しているなら話を聞いて寄り添うこともできますが、そうでない場合、伝えることが困難であることは想像に難くありません。

考えすぎという場合がほとんどかもしれませんが、長期の休みが明ける4月、9月は些細な変化に気を配り声をかけてあげることが改善に繋がるのではないでしょうか。

参考:文部科学省ホームページ (mext.go.jp)

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