2023年8月9日、厚生労働省が各都道府県に対し新型コロナウイルスの感染拡大が起こった際の住民への注意喚起を行うに当たって4つの目安を通知しました。

・医療機関等情報支援システム週次調査で「外来ひっ迫あり」※割合が 25%を超えるとき
・直近のオミクロン株による感染拡大時の「外来ひっ迫あり」割合のピーク時から2週間前の「定点当たり報告数」を超えるとき
・在院者数がこれまでのオミクロン株による感染拡大ピーク時の当該数の半数を超えるとき
・確保病床使用率が50%を超えるとき

新型コロナが5類に位置付けられて以降緩やかに感染者は増加傾向にあり、この夏も新規感染者数の増加が十分に考えられるため、医療提供体制の確保のため早期に住民への注意喚起や医療提供体制の強化を行うことが重要としています。

上記に挙げた指標はあくまで目安であり、各都道府県の医療機関の特性や感染状況を鑑みて必要に応じて基準を設置するなど、実情にそった対応を要請しています。

5類移行されてから新型コロナウイルスの感染状況等が見えにくくなっています。日頃から気を付けておくのが一番ではありますが、各自治体から注意喚起があった際にはしっかりと対応しましょう。

参考:厚生労働省 (mhlw.go.jp)ホームページ

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