熱中症対策

2023年5月30日に「熱中症対策実行計画」及び「気候変動適応計画の一部変更」が閣議決定されました。目標として掲げられたのが、2030年までに現状年間で約1000人の方が熱中症でなくなっており、これを半分にするというものです。

(※5年移動平均死亡者数を使用、令和4年(概数)における5年移動平均は1,295名)

電気代の値上がりで利用が控えられる可能性があるエアコンの効果的な利用法の周知や、環境省の熱中症予防サイトの利活用を呼びかけています。また、熱中症死亡者の多くが高齢者である要因として、暑さやのどの渇きを感じにくいことなどを挙げ、高齢者・こども等の熱中症弱者が所属する高齢者施設や学校などの管理者がいる団体に対してガイドラインの策定やリーフレットの配布等行っていく方針です。

暑さ指数(WBGT)活用を呼びかけ

暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、単位は気温と同じ摂氏(℃)で表しますが、気温とは異なります。湿度、日射、気温を取り入れた指標で気温よりも効果的に熱中症予防に利用することができます。

今回の閣議決定ではこの暑さ指数(WBGT)を職場や学校のみならず、一般家庭においても利用を推奨しています。複数の要因から算出するので、計測可能な製品を手に入れる必要がありますが、よりわかりやすい数値で熱中症の危険度を把握することが可能です。

弊社で取り扱いできる製品はこちらです↓

固体型色素増感太陽電池 RICOH EH 環境センサーD201/D202


小型の本体に、室内光で稼働する固体型色素増感太陽電池を搭載しているため、コードが不要で場所を選ばずどこにでも設置ができます。計測結果はワイヤレスでスマホやPCで確認できるのが特徴です。

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二酸化炭素濃度測定システム 「Marvel」&「hazaview」

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