2023年6月27日こども家庭庁は送迎用バスなどの園児置き去りを防止する安全装置の装備状況に関する調査結果を発表しました。6月末時点までの装備予定を含む全体の割合は55.5%でした。
安全装置の設置義務化はいつから?
2022年9月静岡で起きた送迎用バスに女児が取り残されてしまった事案を受け、政府は緊急対策案を取りまとめました。その一環として通園等を目的としたいわゆる送迎用バスに対する安全装置の装備を義務化するため、関係府省令等を改正し、2023年4月1日に施行しています。安全装置の設置義務化は2024年の3月31日までの1年間を経過措置期間として設けいていますが、熱中症のリスクなどが上がるため可能な限り2023年6月30日までに設置するよう求めていました。今回の調査結果では全体の半分程度でしたが、導入費用の補助金も交付されているので安心してこどもを送り出せる、受け入れられる環境の実現のためさらなる普及が望まれます。
出典:こども家庭庁(https://www.cfa.go.jp/aaa/)(参照 2023-06-27)