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言わずと知れたアレルギー疾患である花粉症、特に日本では多くの人が悩まされています。少しでも快適に過ごせるよう予防法などをご紹介します。

効果的な花粉症対策は?

・マスク、眼鏡の着用
・花粉が付着しにくい衣服を選ぶ
・手洗い、洗顔
・室内の掃除、換気
・花粉の多い時間帯を避けて行動する

花粉症の原因が花粉であることははっきりわかっており、いかに花粉を避けるかが重要になります。

  • マスク、眼鏡の着用
    マスクや眼鏡を着用することで大幅に花粉との接触を減らせます。隙間ができないよう顔にフィットするものを選びましょう。また、マスクの内側にガーゼを当てる「インナーマスク」も有効です。通常のマスクや眼鏡でも効果はありますが、花粉専用のものであればより効果的に花粉を防げます。
  • 花粉が付着しにくい服を選ぶ
    一般的にウール製の衣類がもっとも付着しやすいため、この時期の着用は避けた方が良いです。絹や綿製の衣類が繊維としては付着しにくいものになります。また、露出している手、頭、顔にも付着しやすいので、つばの広い帽子をかぶるなどである程度避けることができます。
  • 手洗い、うがい、洗顔
    外出をした場合少なからず手や顔に花粉が付着します。帰ったらまず手洗い、うがいをして花粉の侵入を防ぎましょう。帰宅後すぐ入浴して全身洗ってしまうのが理想です。
  • 室内の掃除、換気
    この時期は窓を全開にして空気を入れると大量の花粉が部屋の中に流入してしまいます。空気の入れ替えや掃除の際に窓を開ける場合は窓の開ける幅は10㎝程度にしてレースのカーテンをかけましょう。環境省の行った調査では前回の時に比べ流入量が4分の1程度に抑えられたそうです。また、窓を置けた場合はカーテン自体や床、テーブルに付着していることがあるため、こまめの掃除やカーテンの選択を行いましょう。
  • 花粉の多い時間帯を避けて行動する
    「晴れて気温が高い日」「空気が乾燥していて風の強い日」「雨が降った翌日」などが花粉が多く飛散します。また、時間帯においては日中が最も飛散するようです。

出典:環境省「花粉症環境保健マニュアル2022(令和4年3月改訂)」

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