先日、電動キックボードの取り締まりについて取り上げましたが、2023年8月3日警察庁は、自転車の軽微違反に対しに反則金を科す制度「青切符」の導入を検討しているようです。現行の制度では重大な違反に対しては赤切符を交付しています。この場合刑事責任がとわれるため、違反者や警察の負担になるほか、罰金刑となれば前科がつくため検察も慎重に判断をするためか、実際に起訴されるのは1~2%のようです。青切符の反則金導入により自転車取り締まりの効果を上げることができるかなどを検討するようです。検討会は8月末から開催を予定しており、年内には提言をまとめる見通しです。
電動キックボードの登場で、同一視とまではいきませんが自転車等の軽車両に対する世間の見方が厳しくなってきている印象があります。区別はされているものの、免許不要で通行区分がほぼ同じという点では似ているため歩行者やその他自動車からみると大差はないのかもしれません。実際に歩道や道路を行き来する走り方や、スマホのながら運転など、交通ルールを意識していない走り方は動きが予想しずらく危険です。
自転車による死亡事故はこどもやお年寄りが最も多く、けがをしない、させないためにもこの機会に交通ルールを守った運転を心がけるようにしましょう。